漫画にハマらないオンナが遂に出会ってしまった！！

お疲れ様です。霧島みやこです。

突然ですが、みなさんは漫画を読みますか？

私はあんまり読みません。
日本には、世の中の話題をかっさらった漫画が沢山あると思いますが、私ってハマらないんですよ。
周囲に勧められて、いざ読み進めても途中で閉じてしまいます。
なかなか完読できないもんだから、主人公たちは冒険に行ったきりです。

何でだろう。
世の中あんなに騒いでいるのに、私はみんなの気持ちに共感できない人間になんだろうか…。
学生時代は同級生たちがする漫画ばなしの輪の中に入れませんでした。

恐らく登場人物たちに感情移入できないから、途中で飽きてしまうのだと思います。

私だって漫画で熱くなりたい！漫画ネタでみんなと盛り上がりたいんじゃーー！！
漫画大国・日本にせっかく生まれたんだから、激ハマりした漫画を人生の中で見つけたい。

話題になっている漫画がテレビで紹介される度に、いつもそんな事を考えています。

遂に見つけた、激ハマり漫画
まだあった！この漫画の楽しみ方
まとめ

遂に見つけた、激ハマり漫画

ある日、家族から「面白いマンガがアプリで無料配信されてるぞ！」と勧められた漫画があります。

その名も

『ゴールデンカムイ』　※公式サイトはこちら

ストーリーは以下の通り。

莫大な埋蔵金を巡る生存競争サバイバル!!
舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。
日露戦争という死線を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元兵士・杉元は、
ある目的の為に大金を欲していた…。
一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは、
網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった!!?
雄大で圧倒的な大自然！　ＶＳ凶悪な死刑囚!!
そして、純真無垢なアイヌの少女・アシリパとの出逢い!!!
莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開けるッ!!!!
ゴールデンカムイ公式サイト：https://youngjump.jp/goldenkamuy/contents/story/

ストーリーだけ見ると、バトル系の漫画なのかな？と思うのですが、色んな要素がごちゃ混ぜになってるストーリーなので、ジャンル分けが難しいです。

北海道の広大な大地を冒険しながら、沢山のアイヌ料理が登場するので、グルメ要素いっぱいです。
登場人物たちも面白い人ばかりなので、ギャグ漫画でもありますよ。
個人的には主人公の杉元とアシリパさんの心の交流もキュンと来るので、勝手に恋愛要素も感じています。

様々な要素があるから、見ていて飽きません。
北海道の大自然もとっても魅力的です。

登場人物は全員個性的！！ヘンタイがいっぱい出てきます(笑)

個性的なキャラクターが出てくる漫画って、世の中にいっぱいありまりますが、ゴールデンカムイは、登場人物がそのような性格になった背景を丁寧に描いているので、自然と感情移入出来てしまうのです。

たとえ嫌なキャラクターだとしても、「過去にあんな事があれば、心が歪んでしまうよな…」と思ってしまい、憎めないんですよね。

それだけではなく、漫画の伏線回収も素晴らしいです！

「あの時のエピソードが繋がっていたのね！」とか、
「この人がここで出てくるのか！？」とか…。漫画を読み進めるごとに、キレイに伏線を回収してくれるのです。ちょい役だと思ってたキャラが、のちに重要な人物になってきたりとか。

そのため、漫画の1コマ1コマ見落とす訳にはいきません！

2度、3度、繰り返し読むことで新しい気付きが出てくるので、何度も見返したくなります。

まだあった！この漫画の楽しみ方

ゴールデンカムイには「このシーンって、あの映画を参考にして描いているのかな？」と思う部分があるので、私は漫画を読みながら、似ている映画のシーンを探し当てるっていう楽しみ方もしてます。

この漫画を描いている野田サトル先生はきっと映画好きに違いないです（勝手に推測）。

そう思い、野田先生の事が気になってきたのでググってみたら、映画評論家の町山智浩さんとの対談記事を見つけました。

・野田サトル×町山智浩対談：https://natalie.mu/comic/pp/goldenkamuy

はい、最近だとDVDに収録されてる監督の解説をよく観ていますね。マイケル・マンとかデヴィッド・フィンチャー監督なんかはキャラの作り方とか、シーンごとの演出の意味を丁寧に説明してくれるのですごく勉強になるんです。
「ゴールデンカムイ」特集野田サトル×町山智浩対談:https://natalie.mu/comic/pp/goldenkamuy

対談の中で、野田先生が映画監督の解説が勉強になると仰っていました。
解説まで観るなんて、熱心な映画ファンとしか思えません。ゴールデンカムイの細かなストーリー構成は、ここから来ているんでしょうか。